引用:https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/03/29/kiji/20220328s00005000667000c.html
元横綱・白鵬こと宮城野親方が突如、相撲協会を退職したというニュースに衝撃が走りました。
その裏で、注目を集めているのが**八角理事長(八角信芳/元横綱・北勝海)**です。
ネット上では「黒幕は八角理事長では?」「相撲協会の老害体質が原因では」といった声も散見。
彼の評判やリーダーシップが改めて問われています。
今回は、八角理事長の実際の評価や白鵬親方との関係性を整理しながら、“黒幕説”の真相に迫ります。
八角理事長の評判は?【賛否両論】
❌ 厳しい評価が多い
八角理事長は2015年から理事長の座に就き、長期政権を維持していますが、人望に関しては決して高いとは言えないのが現実です。
- 「他に適任者がいないから続投している」
- 「危機対応が鈍く、決断力に欠ける」
- 「不祥事対応で責任を取らない姿勢が目立つ」
このような指摘が相撲記者や業界関係者から多く寄せられており、ネット上でも「無能」「辞任しろ」といった厳しい声が見られます。
特に、組織の閉鎖性や変わらない体質への不満が根強く、外部からは「改革意識が低い」と批判されることもしばしばです。
⭕ 一部には評価の声も
とはいえ、全面的に否定されているわけではありません。
現役時代の逆境を乗り越えた姿勢や、広報部長としてファン拡大に貢献した実績を評価する声もあります。
また、若手力士や注目株に対しては的確なコメントを発する場面もあり、「相撲愛は本物」と感じる関係者も少なくありません。
白鵬親方退職の“黒幕”なのか?

白鵬親方の突然の退職を受けて、「八角理事長が黒幕では?」という疑念が浮上しました。
しかし、現時点ではその確たる証拠は存在していません。
白鵬親方は協会内で孤立していたとも言われており、部屋の再興に向けた協会の対応に強い不満を持っていたとされます。
ただし、これは八角理事長単独の意向というよりも、協会全体の意思決定の遅さや体質的な問題が背景にあると見られています。
八角体制=「変わらない協会の象徴」?

八角体制下の相撲協会では、以下のような問題点が度々指摘されています。
- 処分や対応の不透明さ
- 既得権益を守ろうとする姿勢
- 改革を訴える親方(例:貴乃花)との対立
これらが、白鵬親方の退職という重大な決断に間接的に影響した可能性は否定できません。
ただし、黒幕というよりも、「空気を読まざるを得ない組織の中で、孤立した白鵬が見切りをつけた」という見方が現実的でしょう。
まとめ|評判と現実のギャップ
八角理事長の評判を一言でまとめるなら、
革新的な改革よりも現状維持と安定運営を優先してきた点が、賛否を分ける大きな要因です。
白鵬親方の退職は、相撲界の構造的な問題が浮き彫りになった象徴ともいえます。
八角理事長が黒幕だったかどうかよりも、「変わらない協会の空気が、1人の功労者を押し出してしまった」という事実こそが、今問われるべき本質なのかもしれません。

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