引用:https://www.asahi.com/amp/articles/photo/AS20250225003687.html
2025年6月現在、X(旧Twitter)などのSNSで話題となっているのが、
岩屋毅外相に関する「スパイ疑惑」。
背景にあるのは、彼の“ある発言”と、最近の不穏な出来事です。
「私は慎重だ」スパイ防止法に及び腰?
事の発端は、2025年6月12日の参議院外交防衛委員会での発言。
「スパイ防止法については、私は慎重だ」
岩屋外相はこのように述べ、報道の自由や国民の知る権利への配慮を最優先する姿勢を強調しました。
しかしこの慎重論が、ネット上では逆効果に。

「スパイを取り締まる法律に慎重って、むしろ怪しい」



「わざとザルにしようとしてない?」
といった批判的な声が相次ぎました。
スパイ疑惑の燃料:衆院宿舎への“不審侵入事件”
2025年1月には岩屋外相の自宅(衆議院議員宿舎)に面識のない女性が侵入する事件が発生。
「外務省職員」を名乗り、受付をすり抜けた上、岩屋氏の部屋番号を聞き出し、本人と鉢合わせしたと報じられました。
侵入方法があまりに巧妙だったため、「訓練を受けたスパイでは?」という憶測も飛び交い、一部ではこの女性について
といった真偽不明の噂も広がりました。
この事件は報道もされましたが、主要メディアでの続報が少ないことも、疑念や不信感を煽る要因になっています。
対中政策と“親中派”疑惑
また岩屋氏は、「中国との対話を重視する」といった融和的な対中姿勢を示してきた経緯もあり、「中国寄り」「親中派」と批判されることも。
- 中国富裕層向けビザ制度の新設
- 中国企業絡みの賄賂疑惑(過去の報道)
こうした過去の動きが、今回の慎重姿勢と相まって、「スパイ説」を裏付ける根拠として一部で拡散されています。
SNSでのデマ拡散と誤解の連鎖
岩屋さん自分自身がスパイじゃないならすぐに制定すべきだ。
— へずまりゅう (@hezuruy) June 12, 2025
岩屋毅外相は12日の参院外交防衛委員会で、国の重要情報を守るための「スパイ防止法」の制定について、「私は慎重だ」と明言した。日本維新の会の柳ケ瀬裕文氏の質問に答えた。https://t.co/YSOK2rXAn1
現時点で、岩屋氏自身がスパイであるという公的な証拠や捜査報道は存在していません。
政府機関や主流メディアもそのような内容を確認したことはありません。
しかし、ネット上では



「報道されないのは隠蔽では?」



「なぜスパイ防止法に消極的なのか説明が不十分」
といった陰謀論的な投稿が日々拡散されており、慎重姿勢=何か裏があるという疑念を加速させています。
まとめ:疑惑の“火種”は説明不足と情報空白
岩屋毅外相に対する“スパイ疑惑”は、現時点ではあくまでSNS発の根拠のない憶測です。しかし、
- スパイ防止法への慎重姿勢
- 不可解な自宅侵入事件
- 対中政策との距離感
といった複数の要素が重なったことで、「黒に近いグレー」だと見る人も少なくない状況になっています。
こうした状況では、単なる慎重論が「隠蔽」「忖度」「親中」と受け取られることもあり、今後はより丁寧な説明や情報開示が求められそうです。
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