引用:https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2021/02/25/gazo/20210225s00001173530000p.html
2025年6月17日(日本時間18日)、藤浪晋太郎投手がマリナーズ傘下の3A球団「タコマ・レイニアーズ」から自由契約となったことが報道された。
これにより、彼の“次の球団”がどこになるのか、注目が集まっています。
果たして藤浪の新天地は日本球界?それとも再びメジャー球団との契約か。
現時点の情報とこれまでの動向から、その可能性を探ります。
◆ MLB退団の背景と現在の状況
今季、藤浪はマリナーズとマイナー契約を結び、3Aで21試合に登板。2勝1敗・防御率5.79という成績を残しました。
チーム内での役割が定まらず、球団との相性も含めて退団を選択したとみられています。
ただし、最後の8試合では無失点登板を継続しており、状態は上向きだったとも評価されています。
◆ 本人は現役続行の意向、日本球界も視野に
藤浪の代理人であるスコット・ボラス氏は、「日本を含めて、次の働き場所を探していく」とコメント。
本人も健康状態に問題はなく、引き続きプレーを希望していることから、次の球団選びが本格化しています。
◆ 次の球団候補①:日本プロ野球(NPB)復帰
有力候補の一つがNPB復帰です。
特に注目されているのが、かつて所属していた阪神タイガース。古巣復帰という選択肢は自然ではあります。
しかしながら、藤浪がメジャー挑戦を決断した経緯や関係性を考慮すると、現実的には難しいとの見方もあります。
一方で、投手陣に不安を抱えるオリックス・バファローズや日本ハムファイターズなどが、新戦力として関心を示す可能性もあり、NPB内での争奪戦になる可能性も否定できません。
◆ 次の球団候補②:MLB球団との再契約
アメリカ球界での再契約の可能性も残っています。
かつて所属したアスレチックスやオリオールズが、藤浪の経験値と素材を再評価して「格安契約」での再獲得に動くという予測も一部報道にあります。
特に救援投手不足に悩むオリオールズは、スプリングトレーニングでの招待選手としての契約など、柔軟な形でアプローチする可能性も。
ただし、制球難という課題がいまだ解消されていないことから、「メジャー契約」ではなく、「マイナー契約+キャンプ招待」の形式が濃厚と見られています。
◆ 新天地を決めるカギは“役割と信頼”
藤浪にとって次の球団選びは、単に「どこに所属するか」ではなく、どういう役割を与えられ、どれだけ信頼されるかが極めて重要です。
日本であれば中継ぎ・先発両方の適性を活かせる柔軟な起用が期待できますし、ビッグボス新庄剛志監督のように、型にはめない育成スタイルの指導者との出会いも再生のカギとなるでしょう。

◆ まとめ:藤浪晋太郎の“次の球団”はまだ未定だが…
現時点で藤浪晋太郎の新天地は発表されていません。しかし、本人は現役続行の意思を明確にしており、日本・アメリカ両方の選択肢が残されている状況です。
- NPB復帰なら、阪神復帰はやや不透明ながら他球団での獲得可能性あり
- MLB再挑戦も「格安契約」や「マイナー契約」ならばオファーが届く余地あり
どの球団が「藤浪のポテンシャル」に賭けるのか──今後の発表に注目が集まります。

コメント