引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/af812c39ff7fdab363f1b2af4f408e46ff3a981f/images/000
2025年6月、元横綱・白鵬翔(間垣親方)が設立した新会社「ダヤン」の発表と同時に、「自身はモンゴル皇帝ダヤン・ハーンの子孫である」と公表したことが大きな話題となりました。
相撲界のレジェンドとして知られる白鵬ですが、実は彼の家系はチンギス・ハーンの血を引く“黄金の一族”ボルジギン氏に連なる、歴史的にも特別な家柄だったのです。
ダヤン・ハーンとは何者?
ダヤン・ハーン(1473年ごろ生〜1516年ごろ没)は、モンゴル帝国の第34代ハーン(北元としては第20代)にあたる人物。本名はバトゥ・モンケで、父はボルジギン氏のバヤン・モンケ。
当時バラバラになっていたモンゴルを再統一したことから、**「モンゴル中興の祖」**とも呼ばれています。
その血筋は、初代皇帝チンギス・カン→クビライ(元朝初代皇帝)→クビライ家の末裔へと続き、歴代モンゴル貴族に受け継がれてきました。
白鵬とダヤン・ハーンの家系図
白鵬とダヤン・ハーンのつながりを、家系図形式で見てみましょう。
代 | 名前(役職) |
---|---|
1代 | チンギス・ハーン(モンゴル帝国創始者) |
2代 | クビライ(元朝初代皇帝) |
… | (中略:クビライ家の流れ) |
– | バヤン・モンケ(ダヤン・ハーンの父) |
– | ダヤン・ハーン(第34代皇帝) |
– | ダヤン・ハーンの子孫(モンゴル貴族層) |
– | ムンフバト(白鵬の父/五輪メダリスト) |
– | 白鵬翔(第69代横綱) |
ダヤン・ハーンには11人の息子がいましたが、そのうち9人が家系を継ぎ、モンゴルの有力氏族として存続。白鵬の家系もその一つとされています。
白鵬家はモンゴルの名門「ボルジギン氏」
白鵬の父、ムンフバト氏はモンゴル初のオリンピックメダリストとして国民的英雄。白鵬自身もウランバートル出身で、由緒あるボルジギン氏の流れを汲む名家の出身です。
今回の発表で、白鵬がモンゴル皇帝の直系であることが明かされ、その歴史的な重みとともに、日本の相撲界との架け橋としての存在感がさらに増しました。
家系図の意義と信頼性
モンゴルでは、チンギス・ハーンの血を引く「黄金家族」=ボルジギン氏の出自は、今も非常に尊重されています。

チンギス・ハーンって教科書に出てる有名な人だよね? すごい!
そのなかでもダヤン・ハーンは再統一を果たした英雄とされており、白鵬のルーツがここにあることは、モンゴルの誇りと日本の国技をつなぐ象徴的なストーリーと言えるでしょう。
まとめ|ダヤン・ハーンの末裔・白鵬が歩む新たな道
- 白鵬は、自らがダヤン・ハーンの末裔であることを公表。
- ダヤン・ハーンは15世紀のモンゴル再統一の立役者であり、チンギス・ハーン〜クビライの流れを汲む正統家系。
- 白鵬の家系はモンゴル貴族「ボルジギン氏」の血筋。
- 家系図は、モンゴルの歴史と現代の日本文化をつなぐ“生きた証”である。
今後、白鵬翔がダヤンの名を掲げてどんな活動を展開していくのか、ますます注目が集まります。




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