引用:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC156W50V11C23A2000000/
「最近のフジテレビって問題だらけでパッとしないけど、新経営陣は大丈夫なの?」
そんな疑問を持つ方に注目されているのが、フジ・メディア・ホールディングスが、新取締役候補として起用した沢田貴司(さわだ たかし)氏です。
実はあの「ユニクロの爆発的成長」や「ファミマとサークルKの統合」を手がけた改革のプロフェッショナルなんです。
この記事では、そんな沢田氏の華麗すぎる経歴をわかりやすく解説します。
沢田貴司のプロフィール・学歴
項目 | 内容 |
---|---|
生年月日 | 1957年7月12日 |
出身地 | 石川県白山市(旧・石川郡吉野谷村) |
学歴 | 上智大学 理工学部 物理学科 卒業 |
商社マンからユニクロ副社長へ。破格の出世街道
1981年:伊藤忠商事に入社
アメリカのセブンイレブン買収や再建を担当
1997年:ユニクロ(ファーストリテイリング)に転職
- 店長候補として入社後、わずか1年で副社長に抜擢
- 年商400億円の企業を、5年で10倍の4,000億円に成長させた立役者
- フリースブームの仕掛け人でもある
流通業界では伝説級の実績を持つ人物です。
その後は経営再建のプロとして引っ張りだこに
ユニクロ退任後は、自らリヴァンプやキアコンといった企業を創業。
数多くの企業の再生や経営支援に関わってきました。
特に有名なのが…
2016年:ファミリーマートの代表取締役社長に就任
2022年:ロッテベンチャーズ・ジャパン代表取締役会長に就任
現在:セルソース株式会社の代表取締役社長CEO
なぜフジテレビの取締役候補に選ばれたのか?
フジ・メディアHDは、沢田氏を新取締役候補として次のように評価しています。
「企業再生や事業拡大に関する豊富な経験と幅広い知見を有する」
これはつまり、停滞気味のフジテレビを「現場を知る経営者の目線で立て直してほしい」という強い期待の現れといえるでしょう。
まとめ|沢田貴司氏は“本気の改革人事”だった
沢田貴司氏の経歴をひと言で言うなら、
「流通・コンビニ・ファッション・メディアまで手がける、企業再生のプロ」
ユニクロの副社長、ファミマの社長というだけでもスゴいのに、現在も複数の企業でCEOを務める実力派です。
フジテレビの再建に本気を出したいというフジHDの意志が、この人事には込められていると見てよいでしょう。
今後、フジテレビがどう変わっていくのか。沢田氏の手腕に注目が集まります。
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