引用:https://hochi.news/articles/20230501-OHT1T51214.html?mode=photo&photoid=1
2025年7月のMLBドラフトで、オークランド・アスレチックスから19巡目(全体560位)で指名された日本人選手、武元一輝(たけもと・いつき)選手。
彼はいったいどんな選手?
この記事では、経歴や人物像を詳しくまとめました。
基本プロフィール
- 名前:武元 一輝(たけもと いつき)
- 生年月日:2004年4月9日(21歳)
- 出身地:大阪府
- 身長/体重:約190cm/95kg
- 投打:右投左打
- ポジション:投手・外野手(二刀流)
- 家族構成:両親と妹の4人家族
学歴と野球歴
時期 | 所属 | 主な実績 |
---|---|---|
小学 | 長池キングス | 野球を始める |
中学 | 藤井寺ボーイズ | 全国ベスト8進出 |
高校 | 智辯和歌山高等学校 | 2021年夏の甲子園優勝、2022年も出場 |
大学 | ハワイ大学(University of Hawaiʻi) | 投打両面で主力選手として活躍 |
高校時代から最速151km/hを誇る本格派右腕として知られ、打撃でもパンチ力を見せた“本格二刀流”。
甲子園では計4登板、防御率3.97、奪三振11とまずまずの成績を残しました。
アメリカ挑戦とドラフト指名
高校卒業後は日本のプロ志望届を提出したものの指名はなく、環境を変えてアメリカへ。
2022年にハワイ大学へ進学し、より高いレベルでの挑戦を選びました。
そこでの成長が実り、2025年MLBドラフトでオークランド・アスレチックスに指名されます。
大学でも投打で活躍し、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど多彩な球種を使い分ける技巧派としてスカウトの目に留まりました。
打者としても長打力があり、「投打どちらでもプロ評価が高い」選手とされています。
人柄と背景に見る魅力
武元選手の背景には、温かく支えてくれる家族の存在が大きく影響しています。
妹を持つ長男として責任感を持ち、異文化の地・ハワイでも適応し活躍できる柔軟さを発揮。
名門・智辯和歌山で培った礼儀やチームプレー、異国での生活で育まれた挑戦心が、彼の人柄に反映されています。
憧れの存在はダルビッシュ有や大谷翔平。彼らのような世界的スターを目標に、武元選手はこれから本格的なプロキャリアを歩み始めようとしています。
今後の展望
MLB19巡目という位置づけながら、投打両方の可能性を秘める日本人選手として、今後の成長と活躍が期待されます。
メジャーの舞台で「第2の大谷」になれるか──その挑戦はまだ始まったばかりです。



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