引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/218c27d26393889536f61f855a3b6a4b537fca19
2025年5月、「エスカレーターで立ち止まらせる係員」が日給1.6万円で雇われているというニュースが話題になりました。
ネット上ではこの人物が「通せんぼの人」と呼ばれ、Yahoo!ニュースのコメント欄には4000件超の声が殺到する大反響な事態に。
なぜ、これほど反応が集まったのでしょうか?
本記事では、その理由を【5つ】に分けてわかりやすく解説します。
◯ 話題の発端:どんなニュースだったの?
発端は、名古屋市が2024年度に実施した「なごやか立ち止まり隊」という啓発活動。
市内の19駅において、条例に基づきエスカレーターの右側に係員が立ち「歩かない利用」を呼びかけるものでした。
彼らは通称「通せんぼの人」と呼ばれ、歩行者がエスカレーターを歩こうとするのを静かに制止する役割。
この取り組みは「エスカレーター歩行防止条例」の周知・実施の一環です。
🔥 なぜ”通せんぼの人”は話題になった?理由5選
① ▶ 日給1.6万円という“破格”の金額
求人出てないかな?w🤣
— やすくん🍯🐝TL不具合 (@yasuhiii) May 28, 2025
エスカレーター歩かせない“通せんぼの人”日給1.6万円(テレビ朝日系(ANN)) https://t.co/92snQNImU6
多くの人が注目したのは、「ただ立っているだけで日給16,000円?」という金額。
(隊長=16,000円/隊員=日給6,500円)
「税金から出てるの?」「バイトより高いじゃん」という不満や驚きが爆発しました。
特に話題になったのは、以下の声:
「肉体労働より高いって…現場の人の苦労は?」
「公金使ってこれ?意味あるの?」
日給が警備員や清掃員の1.5〜2倍以上という比較も議論を加熱させました。
② ▶ 条例そのものへの賛否が激しい
この係員の存在は、「エスカレーターを歩かせない条例」に基づいています。

歩く派:「混んでるときは歩きたい」



立ち止まる派:「安全が最優先」
この2派がSNSやコメント欄で真っ向対立し、議論が炎上状態に。
生活に密着したテーマだからこそ、多くの人が「自分ごと」として強く反応しました。
③ ▶ 「通せんぼ」という言葉のインパクト
係員の行動を「通せんぼの人」と表現したことで、まるで“邪魔をする人”のように捉えられ、反発の感情を引き起こしやすくなりました。
- 「通せんぼって小学生かよ」
- 「大人を止める仕事が高給取り?」
というように、皮肉を交えた批判が続出。
④ ▶ “隊長”と“隊員”で日給が全然違う?
報道によれば、「通せんぼ係」には
日給16,000円の“隊長”と6,500円の“隊員”が存在。
- 「隊長おいしすぎない?」
- 「2人分の給料じゃん!隊長。」
- 「そもそも仕事内容に差があるの?」
という疑問が広がり、不透明な報酬体系への不信感が爆発しました。
⑤ ▶ 社会的背景との“タイミング”も絶妙だった
物価高・賃上げ未達・公的支出への不信感が広がるなか、
- 「楽そうな仕事なのに日給高すぎない?」
- 「そのお金どこから出てる?」
という論点が多くの国民感情に触れました。
しかもこの話題はSNS・まとめサイトでも拡散され、爆発的にコメント数が伸びたというわけです。
📝 補足:実は“安全確保”という目的もある
一方で、エスカレーターを歩くことで接触事故や転倒の危険があるのも事実。
特に高齢者やベビーカー利用者にとっては「歩行禁止の徹底はありがたい」という声もあります。
つまり、「通せんぼの人」は安全確保の象徴でもあるというわけです。
✅ まとめ:シンプルだけど深いテーマだった
- 💰 日給の高さに対する驚きと疑問
- 🚶♂️ 生活の中の“歩くか立つか”問題
- 🧠 表現と役割のギャップ
- ⚖️ 社会の分断や価値観の対立
- 📣 拡散性の高いネット構造
という、今の社会を映し出す“全部乗せニュース”だったからです。
あなたはこの話題、どう感じましたか?
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