引用:https://www.jiji.com/jc/2025san?d=22459
2025年参議院選挙・和歌山選挙区に日本維新の会から立候補を表明している浦平美博(うらひら・よしひろ)氏。
元高校教員という異色の経歴を持ち、現在は県議会議員として活動していますが、過去には大きな問題となった“傷害事件”の経歴もあります。
本記事では、浦平氏の
- これまでの経歴
- 過去の事件
についてわかりやすくまとめました。
浦平美博のプロフィールと経歴
- 生年月日:1971年8月21日(52歳)
- 出身地:和歌山県和歌山市
- 学歴:
└ 和歌山県立和歌山北高等学校
└ 國士舘大学(体育系学部と推定)
浦平氏は大学卒業後、地元・和歌山で**高校教員(体育科)**として勤務し、剣道部の顧問も務めていました。
指導歴も豊富で、自身も剣道の全国大会に出場した経験を持つ武道家です。
その後は教育現場を離れ、**警備会社「株式会社AEGIS」**を立ち上げて代表取締役に就任。
さらに、NPO法人の理事長としても地域活動に携わるようになります。
2011年には和歌山市議会議員に初当選し、2期8年間務めた後、
2023年には和歌山県議会議員に転身。
現在は日本維新の会・和歌山県総支部の幹事長を兼務しています。
過去に起こした「傷害事件」とは?
浦平氏には政治家としてのキャリアとは別に、重い過去があります。
2003年3月、和歌山北高校の教員時代、剣道部の部活動中に生徒4名を竹刀や木製バットで数十回殴打するという行為に及びました。
その結果、1名の生徒が「臀部筋挫滅症候群・皮膚壊死」など全治3か月の重傷を負う事態に。
これを受けて、和歌山県教育委員会は停職4ヶ月の懲戒処分を科し、浦平氏は教員を辞職しました。
さらに刑事事件として起訴され、2004年10月、和歌山地裁にて懲役1年6ヶ月・執行猶予3年の有罪判決が下されました。
判決文では「繰り返し激しく殴打する行為は正当な懲戒権の範囲を超えている」と明確に断じられています。
本人はのちにこの件について「贖罪は済んでいる」と語り、政治活動を継続していますが、今でもネット上ではたびたびこの過去が話題に上ります。
現在の活動と政治的立場
現在、浦平氏は日本維新の会の所属県議として、教育改革や地域防犯強化に取り組んでいます。
教員時代の経験や警備業界での実務経験を活かし、学校安全や地域防災を主なテーマとしています。
ただし、傷害事件の経歴があることから、有権者の中には「過去をどう捉えるか」に対して意見が分かれているのも事実です。
まとめ
浦平美博氏は、元高校教員で剣道指導者、その後警備会社社長・NPO活動家・市議・県議を経て、今回の参院選に挑戦する政治家です。
一方で、教員時代の傷害事件で有罪判決を受けた経歴があり、現在も注目の的となっています。
その過去とどう向き合い、どのように信頼を築いていくのか——参院選での有権者の判断が注目されます。



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